5軸切削加工
加工内容
同時5軸切削加工は、直線軸の3軸（X,Y,Z軸）と、2軸の回転傾斜軸を同時に動かす加工方法です。プログラムによってコンピュータに指令を出し、機械が自動で動くことで切削加工を行います。インペラなどの部品加工やアンダーカット形状の加工に用いられます。3軸加工と異なり、ワークの取り替えなどの工程毎の段取り・治具の作成が不要です。
ワークやツールを旋回させることで、1回の段取りで、多面の加工ができます。ワークの掴み直しによる位置ズレがないため、加工精度の低下がなく、段取り時間を大幅に短縮することができます。加工者による補正や修正が難しく、高性能のNC装置やCAD/CAMが必要です。
寸法：非公開
寸法：25×38.8×93.9 [mm]
寸法：25×38×81.5 [mm]
5軸切削加工のメリット
5軸切削加工は、複数の角度から削る必要がある複雑な形状の部品を加工する際に大きな効果を発揮します。傾きごとに必要な治具の製作など、工程を大幅に省略することができます。これにより3軸では非現実的な価格と納期だった部品も、現実的なラインでの加工が可能になります。
ワークを傾けた状態で切削工具を当てることにより、工具の突き出し量を短くし、加工中の振れを小さくすることができます。これにより加工後の仕上がりが向上します。
5軸切削加工による対応サイズ
板材で280mm×280mm×100mm、丸材でΦ280×100mmまでのサイズで加工ができます。最小サイズは加工内容によるところが大きいため、一度ご相談ください。
5軸切削加工に用いる設備例
その他 設備案内
対応する素材
その他 素材
納品実績
その他 納品実績
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